◆助成金について◆

  
  企業経営は「ヒト」「モノ」「カネ」と、よくいわれています。
  中でも最も重要なのが「ヒト」でしょう。
  そしてその「ヒト」の雇い入れ、能力開発、人事制度の整備等に関する助成金・給付金が
  厚生労働省から数多く出されています。
  助成金・給付金は、雇用拡大や雇用の安定等、国の施策を実現するために
  支給されるものです。
  返済する必要がありませんから、企業経営には大きなメリットとなります。
  多くは企業の業種を問わず、活用できるものがほとんどです。

  しかしながら、「知らなかった」「手続が大変そう」等の理由で、ほとんどの事業主様は
  活用に至っていないのが現状です。
  一方で、こうした制度を知っている一部の企業は、数々の助成金・給付金制度を繰り返し
  活用し、受給額が数百万円単位に上っているケースが少なくありません。

  厚生労働省関係の助成金・給付金の多くは、会社が負担している雇用保険料の一部を
  財源としています。
  従業員を抱える全ての会社が負担している保険料が、制度を知っているほんの一部の
  企業にだけ、しかも支払った額の何倍にもなって還元されていることになります。
  当事務所の契約社労士が関与させていただいた企業様の中には、月額400万円ほどの
  助成金を5ヶ月間にわたって支給を受け、リーマンショック直後の厳しい経営環境を
  乗り切った会社もあり、あらためて助成金制度のメリットを再確認しました。

  助成金・給付金制度は、創業に伴うもの、高年齢者やフリーターの雇い入れに伴うもの、
  育児休業制度の充実やパートタイマーの正社員化に伴うもの、従業員の能力開発に
  伴うもの等、多岐に渡っています。
 
  具体的にどんな助成金・給付金があるのか知りたい、実際に活用してみたい等の
  ご要望がありましたら、お気軽にご相談をお寄せください。